つづく
漫画のみ読みたい方続きはこちらクリック→金沢5話 運命の出会い
『建築家吉田鉄郎とその周辺』(相模書房)より
吉田鉄郎氏
(四高在学当時は五島姓)
東京駅前の
吉田氏の代表作
東京中央郵便局は
モダニズム建築の傑作と讃えられ、
再開発計画中
故 鳩山邦夫氏が
(貴重な文化遺産を解体するのは)
『トキを焼き鳥にするようなもの』
と発言するなど
論争を呼び、
現在のような
外観保存に落ち着いた
という
記憶もそろそろ懐かしいです。
(JPタワーが竣工して早6年・・・)
●そんな吉田鉄郎さんと山田守は
通信の急激な発展
にともなって
日本中に
郵便局やら電信局が
必要だった時代に、
逓信省の建築技師として
建築の発展に貢献した
として
二人一緒に
よく語られます
★
吉田鉄郎先生と
山田守は
こんな感じの関係。
まさに性格も作風も
真逆のようでしたが
かえってそのバランスが
良かったのでしょうか。
山田守の建物は
初見から印象が強いところがありますが、
吉田氏の建築は静かで、
見れば見るほど美しいのが特徴・・・
私も
調べるほどに好きになり、
京都に残っているという
吉田先生の建物を
早く見に行ってみたいです・・・
★
さて、そんな吉田さんと守は
高校時代にニアミスしていた
ようで、
吉田氏が描いた
この女神様のハガキを、
守は
そうとは知らず、
『絵が上手い人がいるなぁ』と驚き
ずっと持っていた
ということです。
逓信省時代に吉田さんに見せたら
持って行かれてしまったそうな・・・
★
寮のお祭りの飾り付け、
というのが
よくわからないかもしれませんが、
こんな感じに
寮の部屋を
ひたすら紙に何か描くなどして
飾り、
賞を競っていたようです
この日ばかりは女性も
高校に入れたそう。
四高生は街のアイドル的存在でもあり
ワクワクした1日だったでしょうね( ・∇・)
★
新田さんという人も
実在の人物で、
守の一生の親友になりました。
色々な場面で守はこの方にも
助けられていますが
Y子の父母の仲人までやってくださった
親切ぶり・・・・
★
★ご好評いただいております
『50玉建築散歩』は
記事が長くなるので
別ブログにしようと準備中です!
★
12月4日(火)と、日にちが迫っておりますが
このような催しがあるそうです。
よくお名前お見かけする観音克平 様、
資料でお世話になっているNTTファシリティーズの皆様、
山田守研究で鉄板の大宮司勝弘 先生
分離派研究の第一人者 菊地潤 様・・・などなど
一度はお話を伺ってみたかった方々が沢山!
それから、身内ではありますが
山田守の
無くなってしまった建物の一切を
コツコツと撮り続けている
写真家の弟・新治郎も登壇するようです!
弟もお陰様で忙しくしており
なかなかまとまって話を聞く時間がとれないので
どんな話が語られるか
身内ながら楽しみにしています(╹◡╹)
★
【告知2】
来週の更新は
本編はお休みにして、何か
京都タワーについて書こうかな?と思います
というのも
12月10日(月)
NHK BSにて京都タワーの番組が
放送される予定だそうです
(山田関係者も沢山協力しています)
また詳細こちらにアップします!